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ハコで『対話』するweekday event

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dialog box Online Vol.1 REPORT!!(前編) – アニソン蒐集家たちによるDigの日常

dialog box Online Vol.1 REPORT!!(前編)

こんにちは。
dialog box、主催&レポート作成担当のspacetimeです。
 
8月某日、dialog box初のオンライン形式である「dialog box Online Vol.1」の収録が実施されました。
今回は、先日お送りした配信のレポートをお届けします!
大変お待たせしてすみません!!

ちなみに、こんな感じで放送していました。
Web会議ツールは、時間制限が無さそうなのでSkypeを利用しています。

<過去レポートはこちらから>
dialog box Vol.1 REPORT Guest:リズマニ 『DJとして空間をどう作るかが重要』
 
dialog box Vol.2 REPORT(前編) : DJ kaw*kaw「苺ましまろで好きなのは、mixiコミュニティのメンバー数が一番少ないあの子」
dialog box Vol.2 REPORT(後編) : DJ kaw*kaw「Traktor最大の魅力は、マッピングを突き詰められるところ」
 
dialog box Vol.3 REPORT(前編) : chefoba「15歳のときにバイトの初任給でDJ機材を買いました」
dialog box Vol.3 REPORT(後編) : chefoba「DJとして、自分とちゃんと向き合うことが大事」
 
dialog box Vol.4 REPORT(前編) : とんとん『実は、「オタク、キモっ!」って思ってた側でした。』
dialog box Vol.4 REPORT(後編) :とんとんさんインタビュー後編&アニソンインデックス!!特集
 
dialog box Vol.5 REPORT!!(前編) :WAN&くくり あるアニソンDJが歩んだオタク文化40年の歴史
dialog box Vol.5 REPORT!!(後編) :WAN&くくり コスプレダンパ30年の歴史を振り返る

dialog box Vol.6 REPORT!!(前編) – 声優楽曲の求道者たち
dialog box Vol.6 REPORT!!(後編) – 声優楽曲Digの果てに見えたもの

dialog box Tour Vol.1 : 岡山『ヲタパーティ』と岡山県のイベント事情
 

Talk Session

ごあいさつ

spacetime
どうもみなさまこんばんは。
なんて言ったらいいんでしょうかね。
パーソナリティ、ということになるのかな?
spacetimeと申します。
よろしくお願いいたします。

コロナと呼ばれる状況になってから1年半が経つんですけれども、このdialog boxも最後に行ったのが2年前の8月、2019年の8月ということで「そろそろなんかやらないとな」と思って。
というか、コロナ特有の閉塞感に耐えられなかったというのもあるんですが、半年前くらいから準備を始めさせて頂きました。
この半年くらいは準備をしながら気づくとトレーナー業に勤しんでしまっていたんですが、そろそろDJであったことを思い出してコロナ明けに向けてがんばらないとなと思っております。

ということで、今回のテーマは事前に告知させて頂いた通り「Collector’s Night」ということで。
CD、レコードたくさんお持ちの方をお呼びしまして、何と出演者の総所有枚数は約6万枚という。
そういった方々にお話を伺っていきたいと思います。
 

■パーソナリティ
かつて90年代の声優ラジオで育ったオタクは少なからず「パーソナリティ」というものに夢を見ていたと思います。
インターネットによる配信環境が激変した昨今、そんな夢は規模を問わなければあっさりと叶えられるようになってしまった。
なんだか感慨深いですね。
 
■トレーナー業
今年2月にリリースされた「ウマ娘 プリティーダービー」のこと。
ソシャゲほぼ未経験の筆者は、数々の新たな発見とともに日々ウマ娘の育成に励んでいる。

 

プロフィールご紹介

spacetime
ということで、今回の蒐集家の皆様をご紹介いたします。
まずはこの方、運送屋さんですね。
この企画を思いつくきっかけとなった方なんですけれども、dialog boxを6回もやっていると「次の企画どうしよう…」と結構悩んでいたんですが、ある時「そういや、熊本でヤバい人に会ったなあ…」と思い出しまして。
もしかしてお声がけをしたらノってくれるかもしれないと思い、お誘いしました。
 
このイベント、必ずアーティスト様のプロフィールを音読するというイベントになっておりますので、まずはそこから始めたいと思います。
 

■運送屋

高校時代からアニソンのCDを蒐集を始め、そのコレクションの多さを買われて2009年にアニソンDJとしてデビュー。
20世紀の懐アニ・特撮ソングを中心に九州でアニソンDJとして活動中。
アニカラやアニソンイントロプレイヤーとしての活動もキャリアが長く、その経験を活かした選曲は必聴。
 
CD・レコード所有枚数 約32,000枚

運送屋
はい、ただいまご紹介にあずかりました運送屋と申します。
とはいえ、今じくうさんのほうにプロフィールのほうをお読みいただいてしまったので特にこれ以上紹介することは無いんですが、九州のほうで細々と活動をさせて頂いております。
今回はこういった貴重な場にお呼び頂きましたので、何か面白い話ができたり聞けたりすればいいなと思っています。
よろしくお願いします。

spacetime
他の皆様は、過去のdialog boxにご出演頂いたことのあるみなさまとなります。
運送屋さんをお迎えするにあたって相応しいと思った方を僕の数少ない友人知人の中から集めさせていただきました。

■リズマニ

都内でSKAバンドのリーダー、
ROCK DJとして長年活動。

2013年より秋葉原MOGRAにてアニソンイベント『リズアニ!!』をスタート!
リアニメーション9、アニソンディスコ at WOMB、冬の宴など、多くのイベントに出演経験有り。
新旧問わず幅広い選曲でフロアを沸かす。
 
CD・レコード所有枚数 8,000枚くらいかな~

リズマニ
はい、リズマニです。
東京でアニソンとロックとかのDJを中心にやらせて頂いております。
メインは秋葉原MOGRAでリズアニ!!というイベントを主催しています。
枚数などは運送屋さんにまったく敵わないと思うんですが、今日はお付き合いいただければと思います。
よろしくお願いします。

■DJ蕨

1990年埼玉県蕨市に生を受け2014年4月よりレペゼン蕨市としてDJ活動を開始。
普段はアニメ関連楽曲や、洋邦ロックを自身の得意とする”聴かせるDJ”に落とし込むプレイで、ビッグパーティからMusicBarでのラウンジまでボーダーレスに幅広く活躍。
2015年1月より「埋もれた名曲を掘り起こせ」をテーマに共有型アニソンラウンジイベント[Digging Lounge]を始動させ、ラウンジ楽曲を通しクラブイベントとは少し違った居心地のいい空間作りに励んでいる。
 
CD・レコード所有枚数 たぶん 10,000枚くらい

DJ蕨
はい、よろしくお願いします。
僕も都内出身で基本はアニソンでちょろちょろ他のジャンルもやってるようなDJなんですが、僕もちょっと枚数はアレなんですが、今日は面白い話ができたらと思います。
 
spacetime
あの、1万枚は多いですからね?
普通は1万枚ありませんから。
すごいと思います。
 

■ISHII

洋邦のポップスをクラブミュージックマナーでDJプレイすることを軸に、POPS、HOUSE、HIP HOPなど様々なジャンルのパーティーに出演。
声優が歌う隠れた名曲を発掘するパーティー『声優レアグルーヴ』を犬重とともに渋谷OTOにてオーガナイズ。
ユニバーサルミュージックより発売された同名CDシリーズの監修の他、TBSラジオ・雑誌・DOMMUNEなど各種メディアでもDJプレイや曲解説など、幅広い音楽知識を生かし活動中。
 
CD・レコード所有枚数 ざっと数えて7,000枚くらい

ISHII
はい、大阪在住なんですが東京で「声優レアグルーヴ」というイベントをオーガナイズしておりますISHIIと申します。
コレクターと言うにはほど遠い、「ちょっと人より多くCDを買う人」ぐらいですが今日はよろしくお願いします。

spacetime
ちょっとじゃないと思うな…
よろしくお願いします。
 
というわけで、今日は関東、大阪、そして九州という幅広い範囲からゲストをお呼びして進めさせていただきます。
これもオンラインだからこそできることですよね。
 
※ISHIIさん、収録時は大阪在住でしたが現在は関東在住です

■枚数の謙遜
これぞオタクしぐさの一つ。
ホンモノは、上を知るが故に自身を過剰に評価しない風潮にある。

 

収集を始めるようになったきっかけ

リズマニ

spacetime
それでは早速ですが、みなさんが収集を始めるようになったきっかけを教えてください。
まずはリズマニさんから。

リズマニ
もともと僕らの世代は子供のころからビックリマンやらドラゴンボールのカードやら、ものすごい集めさせられてると思うんですよね。
中高くらいの頃にすごいエヴァのカードを集めたりしていて、あとはバスケットのカードをめっちゃ集めていたんですけれども、その辺の路線からどんどん収集する癖がついてしまって。
やっぱり声優のメディアミックスがあるタイミングでそのカルチャーに触れてしまったというのが一番大きいと思います。
そこから集め始めてて、というか楽しみでゆっくり揃えていたんですけれども、やっぱり一番大きいのは東京に出てきてロックのDJを始めて、当時のクラブシーンというかロックシーンがどれだけマニアックなものを発見して、知らない曲がどれだけカッコイイかを見せつけるような文化があって、そこが収集家としてのスタートになったかなと思いますね。
 
spacetime
じゃあ、もともと収集癖があったということなんですね。

リズマニ
そうですね、たとえば今かぶってるKANGOLのベレー帽ですら10~20くらいはあるかなと。
同じもの集めちゃう癖があるんですよね。
 
spacetime
ということは、根っからのオタク気質みたいなものが。
 
リズマニ
なんか集めたくなっちゃいますね。
モノを集める人って、いいものを安く見つけるセンスもどんどん磨かれていっちゃうんですよ。
「あっ、これ安い!」みたいな。
そういうルートをどんどん見つけちゃうから集めちゃうんですよね。
持ってるけど「これはお得だから」で増えてく。
で、モノが増えて家が埋まっていくという状態になりますね。
 
spacetime
僕もCDじゃないですが、ハードオフで似たような状態になってますね。
 
リズマニ
ああ、わかります。
ハードオフね、いいものあるんですよね。

■KANGOLのベレー帽
そういわれてみれば、「リズマニさんといえばベレー帽」というイメージがありますね。
https://kangol.jp/shop/r/r1050/
 
■ハードオフ
郊外を中心に展開するリユースショップ。
関連店にブックオフやオフハウスなど。
CDやレコードはもちろん、機材、家電、PCのパーツまでなんでも売ってる。
ジャンクの状態で叩き売ってくれるのが、かえって嬉しい。
https://www.hardoff.co.jp/

 

DJ蕨

DJ蕨
明確にあるわけじゃないんですが、学生時代にあまり大人数で遊ぶってことがあまりなくて基本的に1人で音楽を聞くのが好きだったので、毎週末に新宿のタワーレコードへ通って視聴を繰り返すというのを高校生くらいの頃から行っていて、そこで気になった名前もわからないCDを買ったり、ジャケ買いしたりとか。
もともとそういう集め方をしていて、アニソンDJを始めて、その習慣がつきっぱなしでとにかく「いいかな」って思ったら「買っちゃえ」って。
そもそもレンタルっていうのが習慣としてなくて。
で、集めてたらいつの間にかこうなったと。
 
spacetime
新宿のタワレコに通うって、本当に音楽好きという感じがしますね。
 
DJ蕨
無いんですよ、近くに。
埼玉なんで、実家…
とにかく「買えば揃う」と。
 
spacetime
すごいな、究極だな…

■タワーレコード
全国に展開する大手CDショップ。
新宿や渋谷などでは、ミニライブなども活発に行われている。
ショップによるレコメンドが充実している印象。
https://tower.jp/

 

ISHII

ISHII
一番最初はたぶん小学校高学年くらいの頃に短冊のレンタル落ちとかを見て、ラジオのエアチェックで気になったもので盤でほしかったものを買うという感じでした。
当時はお金が無かったので50円とか100円とかで。
それがライフステージが上がるタイミングで、収入が上がっても突っ込む金額の比率がかわらないまま今まで来ちゃって、量が増えていったという感じですね。
それが大学入って初バイトで得た給料を持ってレコファン行ってメチャクチャCD買ったり。
社会人になってすぐぐらいの頃にCD屋の閉店セールみたいなのが重なって、手持ちの金が増えていたぶんエスカレートして家賃分くらいの金を使って…という。
で、今に至りますね。
 
spacetime
家賃分ってすごいですね…
 
ISHII
でもそういうきっかけって皆さんあると思うんですよね。
扉を開けていったというか。
ここにいるみなさんが1番高いCDを買った時とか、そういう感じですよね。
エスカレートする瞬間があって。
 
spacetime
ライフステージが上がる、使えるお金が増えるというタイミングでやっぱり小中学生の頃に手に入れられなかったものを手に入れようとしちゃうんですよね。
当時本当は現物が欲しかったけど「いや、やっぱりLDは買えないよ…」と言っていたのが買えるようになってくると昔の思い出に乗っかってしまうところは僕もあります。

■レコファン
都内に数件ある中古レコード・CDショップ。
ちょっと前まで渋谷にもあった。
http://www.recofan.co.jp/map/beam.html
 
■大人になってから買う
ありませんか、大人になってからそろえたLD。
僕はあります。
再生もできないのに、大量に…
旧作のブルーレイBOXなどは、特にそういう層を狙った商品ですよね。

 

運送屋

運送屋
私の場合も学生時代はあまりお金がなかった事もあってレンタルで済ませていた部分もあるんですが、ある日きっかけになった出来事が1つあって。
通っていた高校に「アニメーション部」というのがあったんですね。
アニメーション部というのは絵を書いたりする部活だったんですが、私はただアニメが好きだからという理由でそこに在籍していて、そこの友人宅に招かれた時にその友人がメチャクチャCD持ってたんですね。
メチャクチャといっても高校生レベルなんで100枚くらいなんですけど。
それを見て「カッコいいな!こんな風になりたいな!」という憧れを持ってしまって。
ちょうどその後でフラっとブックオフに寄ったときに、「ブックオフCD売ってんじゃん!」と初めて知って。
そこで100円とか200円のCDもあることがわかって、これだったらちょっとお小遣いでCDが買えるぞということで集め始めました。
そのモチベーションが今まで継続しているのはなんでかなと思ったんですが、節々で色々な出会いがあったんですね。
ドラゴンボールみたいな感じなんですが。
その最初の友人と会ってから5年くらい経った後で、DJやってる方で1000枚くらい持ってる方がいて、「うわすげえ!この人超えるぞ!」と思って、それからしばらくして3000枚くらい持ってる人がいて「すげえ!」って。
それがずっと続いて今になっている気がします。
 
spacetime
ありがとうございます。
最初に亀仙人に会って。
ピッコロに会って。
フリーザに会って。
みたいな感じですね。
 
でも、今もう魔人ブウところじゃないんじゃないですか?
100枚くらいで憧れた人はもう遥か遠くにいるんじゃないかと…
もはや300倍ですからね。
 
運送屋
戦闘力で言うと、まだ3万くらいなのでベジータ編くらいですね…
これからもがんばって精進したいと思います。

■出会い
偉大な先駆者に憧れてその道に走る人は多い。
そしてそういう先駆者はだいたい沼にハメていくのが極めて上手い…

主なDigの手法

リズマニ

spacetime
これ気になる方多いんじゃないかなと思うんですが、みなさんの主なDigの方法を教えてください。

リズマニ
昔、ロックをやっているときは結構ebayを使っていたんですが、海外は結構在庫をまとめてるサイトが多くて、そこで検索して出てきたところから買える、みたいなのがあったんですね。
ただ、以前に炭疽菌が発生したときに普通郵便で海外に送れなくなっちゃったんですよ。
そこから送料が異常に高くなってしまって、そこから国内に移動してきましたね。

アニソンを買う場合はお店に行くことが多くて、お店のコーナーを見て持ってないものをバーッと買う、みたいな。
いわゆるコレクター的な一本釣りみたいな買い物は全然しないです。
なので、ディスクユニオンとかがメチャクチャ多いですね。
ほとんどディスクユニオンに行っている事が多くて、アニソンは結構まんだらけとかスタンダードにそういうところから買ってますね。

spacetime
やっぱり、中野のだらけとかですかね。

リズマニ
そうですね。
僕は高円寺に住んでるんで、ほとんど週に2~3回は休み時間の1時間に行けるので…

spacetime
ブロードウェイはDigるにはいいですよね。
僕もたまに行くと見ちゃいますね。

リズマニ
そうですね、いろんなものがあるんで。
8cmとかはブックオフとかにコーナーがあるって情報をネットから見つけ出して、そこに取りに行くぞっていう感じで。

spacetime
なるほど、地の利を生かした戦略ですね。

リズマニ
ネットの力を頼りつつも、結構自分の足でというのが多いです。

■ebay
海外インターネット通販の先駆け的なサイト。
ちょっと凝ったものが欲しい時に、結構お世話になった。
https://www.ebay.co.jp/
 
■ディスクユニオン
こちらも、ちょっと突っ込んだ音源が欲しいときにお世話になるCD・レコードショップ。
店舗ごとに特定のジャンルの色が濃く出ている印象。
https://diskunion.net/
 
■まんだらけ
最初は漫画専門の古本屋だったようだが、現在では総合中古オタクグッズショップになっている。
買う、売る両面でお世話になった人も多いのでは。
https://www.mandarake.co.jp/index2.html
DJ蕨

DJ蕨
自分は、学生の頃からネット文化がそれなりにあったので、自分の趣味に合いそうで新譜を買いあさってる人のblogでまとめられたものを見たり。
幸い僕も関東圏なので中野のブロードウェイだったり秋葉原の中古CDショップを回ったり、あとは駿河屋さんですかね。
なんでポイントねえんだろうなー、メチャメチャ溜まるのになー、と思いながら。
たまに品揃えのいい静岡の本店まで行ったりとか。
本当に1年に1回くらいなんですが。
知らないCDを探す時は、足の方が多いと思います。
知ってるCD探すときはネットですね。
Amazonとかも利用しますし。

spacetime
今の話で一番気になったところは「駿河屋の本店」なんですが、そんなに違いますか。

DJ蕨
静岡に何店舗かあるんですが、店自体もでかいんですよね。
CDも最低価格が50円からスタートで、8cmとかも100円から売ってるんですよね。
都内だと200円とかするんですが。
交通費考えたらなあ、とは思いますが…
向こうに行って100枚くらい買ってくるならいいですけどね。

spacetime
駿河屋って秋葉原にできたのはここ数年だと思いますが、いきなりドタバタってできましたよね。
それまでは正直、インターネットの中のお店というイメージがあって。
あ、実店舗できるんだーってビックリした記憶があります。
ブックオフとかはあんまり地域差が無いのかな?と思っているんですが、たぶんそれはお店の規模かなと思ってます。
本場に行くと違うぜ!本店の味があるぜ!みたいなのは意外な発見でした。

■駿河屋
中古CDを求めるものにとって、避けることのできないショップ。
どこにも無いけど駿河屋のデータベースにだけはある、みたいなこともよくある。
最初はインターネットショップのみだったが、ここ数年で秋葉原をはじめとして全国各所にリアル店舗をオープンさせた。
https://www.suruga-ya.jp/
ISHII

ISHII
僕はそうですね、リアルの中古ショップとネット半々くらいですかね。
で、リアルの場合は大阪だと日本橋のエリアにCDショップが固まってるんで、ルーティンみたいな感じで通ってました。
今はそんなに、かな?
最近は、ヤフオクやメルカリとかで一本釣りして買うことが多いですね。
駿河屋で声優の古雑誌とかを買って、それのCDコーナーを見て「これ持ってねえなー」っていうのを駿河屋などのWebショップのWANTリストに突っ込んで…みたいな感じで買うことが多いですね。
新譜も買ってるんで、新譜はちゃんとお店行って視聴して買って…ということもしています。

spacetime
僕は10年くらい前に結構大阪にいたんですが、日本橋はかなり中古CD屋がありましたよね。
一時期の神保町みたいにすごいたくさんあって、ビックリしました。

ISHII
今もまあまあありますよ。
東京から来た人をアテンドしたりします。
もしかすると日本で一番中古CD屋が密集しているんじゃないかな?

spacetime
ついこの前、久々に日本橋に行ったときに前よりは減ったなー、という感じがしたんですが、意外とそうでもないですか。

ISHII
まあ減ってはいますが、それでもまだ「どうやって経営成り立たせてるんだ?」みたいなお店がいっぱいありますね。
最近は、まんだらけも移転してきたりとか。
駿河屋アウトレット館などもできましたし。

リズマニ
ディスクユニオンもありますよね、大阪に。

ISHII
ユニオンはちょっと別の場所で、梅田とかですね。
ロックとクラシックが中心で、アニメはほぼ無いかも。

spacetime
大阪もいいシーンがあるみたいで、みなさん行ったらぜひDigってみてください。

DJ蕨
行きたいです!

リズマニ
アニメのCDは大阪に集まってるイメージがすごいあるんですよ。

ISHII
あれはやっぱり、しっかり「抜いてる」人達がいますから。
でもアニメのレコードはまだありますね。

■日本橋
にほんばしではなく、にっぽんばし。
大阪で言うところの秋葉原。
中古CD屋はもちろん、家電やアニメグッズも揃う西の電気街。
運送屋

spacetime
ここまでは関東・関西のお話を聞いていったんですが、運送屋さんは九州ということで。
どうDigってますか。

運送屋
私もみなさんと同じかなと思うんですが、ネットオークションだったり中古CDショップめぐりというのがメインにはなりますね。
九州というか地方ならではの面白さとしては、ブックオフなどは全国どこに行っても価格設定が同じくらいなんですが、なんかちょっとした小さいお店に行くと「こんなのが100円であるの!?」みたいなものがたまに出てきたりするので、そういうのを探す楽しみみたいなのはありますね。
リズマニさんも週に3回くらい通ってるとおっしゃってましたが、やはり中古で良いものに出会うにはいかに足げく通えるかという事になると思いますね。
入ってきたタイミングでその店に行かないと、他の人に取られちゃうので。
そこが1つのポイントなのかなって思いますね。
たとえば、遠征した時にいろいろ回るっていうのは楽しみですよね。
同じブックオフでも店舗が違うと品揃えが違うし。
地元でしっかり巡回しつつ、他の地域に行ったときはしっかりとその地のものを根こそぎ取っていくぞという感じですね。

spacetime
全国チェーンのお店って、そういう意味ではありがたいですよね。
たまに地方特有の中古屋などに入ると音源に限らずすごいものがあるっていうのはとてもよくわかります。
普段行かない地域に行ったときにその土地のリサイクルショップに吸い込まれるっていうのは、心理としてすごいわかります。

■遠征先のリサイクルショップ
なんでいつも見慣れたハードオフなのに、遠征先だとあんなにワクワクするんでしょうね…

次回、中編。乞うご期待。

前編としては、ここまで。
次回は、みなさん気になる「保管の方法」などに迫っていきます。
今回はボリュームがあるので三部作になるかも?
なので、次は「中編」です。
お楽しみに!!(がんばって書きます…)